競馬が好きな人も、競馬を知りたい人も楽しめる漫画を一挙紹介!!
競馬・漫画が大好きな私が自身を持って推薦します☆
目次
①【入門編】じゃじゃ馬グルーミンUP!
週刊少年サンデーで1994年〜2000年にわたって連載されたいた漫画。春休みにバイクで北海道旅行へ出かけた主人公が、ひょんなことから競走馬生産の牧場で働くことになって、そこで牧場の目線からあれやこれやストーリーが展開していくという内容です。
入門編としたのは、正直神漫画とまでは言えないけれど、競馬初心者でも楽しめるように丁寧に競馬を描いているという面からです。競馬の醍醐味の一つである”血統”についても興味を持てるようになります。競馬好きの父にも読ませましたが、わかりやすいし面白いと言っていました。
ただ、全体的に若干やんわりしているし、競馬会のいわゆる”ひりつくような世界観”はそこまで描いてはいないですかね。少年雑誌で競馬というテーマを扱う訳ですから、そこまで競馬の危険な側面を際どく見せる演出はできない理由もあるのでしょうが、全体的になんとなく上手くいっちゃうし、オリジナルで考えたというよりも過去の競馬レースを見て考えたんだろうな〜という場面も多く、”神がかり”というような場面は少ないです。あと一番いけないのが必要以上の恋愛場面でしょうか(笑)。
少しマイナスに聞こえる部分が多いかもしれませんが、絵もとても綺麗で読みやすく、最初に読む競馬漫画としては本当におすすめです。いきなり”これは青年雑誌でしか載せられないでしょ?”というコアなものよりも、この辺りからまず読んでみることをおすすめします!!
②【入門&王道】みどりのマキバオー
お次は入門編にして王道である”みどりのマキバオー”です!
つの丸先生が”モンモンモン”の後に書いたのがこれ・・・
週刊少年ジャンプで1994年〜1997年(意外に短い)に連載されていました(その後、最後だけ赤マルジャンプにいったり、続編が週刊プレイボーイで連載されたり)。
当然ギャグ要素満載で、主人公のマキバオーもカバみたいな容姿の白馬で幼少期の名前は”うんこたれ蔵”。ライバルのカスケードは超かっこいいけど、お母さんの名前は”ヒロポン”。
めちゃくちゃな設定で終盤は競馬会では無理だろう?という国対抗のワールドカップまで開催してしまうぶっ飛びぶり。でも、その内容は競馬ファンだけでなく、ただの漫画好きの友達も夢中になって読んでいました。
当時はジャンプ全盛。間違いなく、この漫画で競馬に興味を持っていった人は多いと思います。
そして、ぶっ飛んではいるのですが、実はつの丸先生は本当に競馬好きなんだろうな〜と思わせる深い話うや設定や知識も多々披露されていました。
個人的に感慨深かったのは、ミドリマキバオー(競走馬のときの名前)が体はめちゃくちゃ小さいのに(珍獣と呼ばれるくらい)、一般的な競走馬と同じくらいの大きさの心臓を持っている。その体全体に対する心臓率の高さが爆発的な馬力を生む。というような話。
後にディープインパクトが出てきた時、こんな小さい体でとんでもない馬力。走った後にすぐに戻る息遣い。ミドリマキバオーの心臓が大きかった逸話の話もまんざら適当ではないんだろうな。
ディープの心臓大きそう〜。
と勝手に思っていました。
とにかく、きったない?絵とは裏腹に、ストーリーもしっかりしていて漫画家の力も見え、競馬知識向上にも役立つ、初心者にも中堅者にもおすすめできる王道漫画です!!
③ ありゃ馬こりゃ馬 *原作は元祖天才 田原成貴騎手
私の最も好きな騎手”元祖天才”田原成貴。
前述した「じゃじゃ馬グルーミンUP」の中では、武豊がモデルの騎手は秀才であり、天才というのは田原(がモデルのキャラ)のような騎手を言うんやで。というような表現をされており、妙に納得したのを覚えています。
武豊は競馬がとにかく大好きで、中央競馬がない日は地方競馬で乗ろうとし、それも無理であれば香港競馬などにいってしまう。トレーナーを付けてのトレーニングも先駆けて行っていたり自宅にトレーニングルームも作ったりと、これは天才ではなくとも活躍するだろっていう人(そんなところもこの漫画の中で描かれています)。
それに対して、田原成貴は札幌開催となれば若手を連れてすすきのに繰り出すし、競馬以外にもバンド活動をしたり、このような漫画の原作をしたり多彩。それでいてトウカイテイオーやマヤノトップガンをはじめとした名馬に跨り、競馬史に残るような華のある勝ち方をする。
私が競馬にハマるきっかけにもなった本当に大好きな騎手でした。
その後、調教師になりましたが、これまた天才が故にか、オーナーであろうが自分のやり方を貫いて揉めてしまったり、挙げ句の果てには暴力沙汰や薬問題等も行ってしまい、競馬会には関われなくなってしまって。。。
それはいいとして、この漫画はそんな天才がリアルにこだわって原作を作った漫画です。序盤はギャグ漫画で下痢グソしながらダービー勝ったりしてましたが、その後、真面目で迫力のある競馬漫画に変貌していき、騎手や調教師、新聞記者などの実際の競馬サークルの世界も想像できるようなリアリティーのある神漫画となります。
競馬ファンなら必ず読むべき漫画です!
④ ダービージョッキー 天才 武豊原案
続いては天才 武豊原案のダービージョッキーです。
正直、今時点では詳細に覚えているわけでないのですが・・・やはりジョッキーらしいリアリティーのある漫画で大変面白かったと記憶してます。
武豊のエピソードは大好きなものが多いです。
ワイン好きの調教師、寡黙で厳しいが裏では武豊のために頭を下げて騎乗馬を集めてくれる兄弟子・・・
そういったことが武豊を良い方向に形成していったのだなーといつも感じます。
その辺りも描かれていたと思いますので、こちらもやはり競馬ファンとしては必見です!
*ちょっと内容薄いので読み返します・・・
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